2023/09/27 00:00



【植物の植え方】
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「黒いポリポットから、お気に入りの鉢や庭に植えかえる」
生産圃場での私たちの基本的ないつものやり方をご紹介します。


・・・・・ 用意するもの・・・・・


 黒いポリポットよりひとまわり大きいもの 庭植えの場合はいりません。

 赤玉土と腐葉土 または 市販の培養土

 植えかえたら、必ずしっかり水をやります。

道具 スコップ 軍手 鉢底ネット (鉢の底から水は流れるけれど土がこぼれなければなんでもOK)
割りばしほどの太さの棒 (土を隅々まで入れるときに重宝します)
(苗木の場合は)支柱 (支柱をする場合は) ハサミ 肥料


・・・・・鉢に植えかえる・・・・・ 

1. 土を作る  (市販の培養土を使用する場合は 2へ)
赤玉土7 : 腐葉土3 私たちのいつもの土の配合です。
バケツに入れてよく混ぜる。この時肥料のことは気にしなくて大丈夫。

2. 苗を鉢に入れる
鉢底に鉢底ネットを敷きます。
黒いポリポットから土を崩さないようにそっと苗を抜き、鉢の真ん中に置く。
苗の向きを決めます。

3. 土を入れる
隅々までしっかり土が入るように、棒でつつきながら入れると入れやすい。
この時、水がたまるスペースをあけるように鉢のヘリいっぱいに土を入れないように気をつけます。

4. 肥料をやる
肥料はやりすぎると植物が枯れるので、袋に書いてある量を参考にしてください。
植え替え後、数日たって苗が落ち着いてからやっても間に合います。

緩効性の有機肥料がおすすめです。
速効性なら化成肥料ですが、効果が薄れるのも早いです。
春から夏にかけて葉色が薄くなってきたら肥料分が足りない可能性があります。
植物の葉色をよく観察してみてください。

5. 水をやる
肥料のことより水やりの方が大事。
植えかえたら必ずしっかり水をあげてください。
鉢底から水が流れてきたらOKです。
新しく入れた土と苗がよくなじみます。

6. (必要なら)支柱をする
花木の苗で幹をまっすぐに立てたいときや、
根が張るまで苗が動かないようにしたいときは、
支柱を使用します。


・・・・・庭に植える・・・・・ 

1. 土を作る 
庭の場合は、土を作る必要はほとんどないと思いますが、
粘土質の固い土や、掘ると石だらけの土などの場合は、
植えたい場所の周辺を広めに掘って、土を入れると良いと思います。
市販の培養土、または 赤玉土7 : 腐葉土3 をご参考ください。

2. 穴を掘る
植える場所を決めたら、ポリポットよりもひとまわりほど大きめのサイズに穴を掘ります。

3. 植物の向きを決めて、掘った穴に置いてみる。
この時、深さがちょうどよいか確認します。
地際から、ポットの土が上に出ないように、すこし下がるように調整します。

4. 土を入れる。
鉢の時と同じように周囲にしっかり土をいれます。
地際まで土を入れて、根元を軽く押さえてあげると安定します。

5. 水をやる
肥料のことより水やりの方が大事なのは鉢の時同じです。
植えかえたら必ずしっかり水をあげてください。
土と苗がよくなじみます。

6. 肥料をやる
これも鉢植えの時と同じです。
肥料はやりすぎると植物が枯れるので、袋に書いてある量を参考にしてください。
植え替え後、数日たって苗が落ち着いてからやっても間に合います。
植物の葉色をよく観察してみてください。

7. (必要なら)支柱をする
花木の苗で幹をまっすぐに立てたいときや、根が張るまで苗が動かないようにしたいときは、
支柱を使用します。

8. 植物の名札を作る
宿根草の場合は、冬になると何も植わっていないかのように地上部がなくなります。
どこに何を植えたのかわからなくならないように、名札を立てておくと良い目印になります。